初海外向け|オーストラリア空港到着後の入国検査の流れを解説

最初の1週間

初海外で緊張する人向け|オーストラリア空港到着後の入国検査の流れを解説

初めて海外に行くとき、不安になりやすいのが空港到着後の入国検査です。

飛行機に乗るところまでは日本語で進められても、現地に到着してからは一気に英語環境になります。

「入国審査で何を聞かれるのか」

「どこに進めばいいのか」

「荷物はいつ受け取るのか」

「食品や薬は申告した方がいいのか」

「止められたらどうすればいいのか」

このあたりが分からないと、到着前からかなり緊張すると思います。

ただ、オーストラリア到着後の流れは、順番さえ分かっていればそこまで複雑ではありません。

この記事では、初海外で不安な人向けに、オーストラリアの空港に到着してから入国し、空港を出るまでの流れを整理します。

結論:空港到着後はこの順番で進む

オーストラリア到着後の流れは、ざっくり以下です。

  1. 飛行機を降りる
  2. 入国審査エリアへ進む
  3. SmartGateまたは有人カウンターで入国手続きをする
  4. 預け荷物を受け取る
  5. 税関・検疫の確認を受ける
  6. 到着ロビーに出る
  7. SIM、交通、宿への移動を整える

初めてだと全部が不安に見えますが、実際には空港内の案内に沿って進む形です。

看板には、だいたい以下のような英語が出てきます。

  • Arrivals:到着
  • Immigration:入国審査
  • Passport Control:パスポート確認
  • Baggage Claim:手荷物受け取り
  • Customs:税関
  • Biosecurity:検疫
  • Exit:出口

このあたりの単語を見ておくだけでも、空港でかなり動きやすくなります。

飛行機の中でやること

オーストラリア到着前に、飛行機の中でIncoming Passenger Cardという入国カードが配られることがあります。

これは、入国時に自分の情報や持ち込み品を申告するためのカードです。

聞かれる内容は、主に以下のようなものです。

  • 名前
  • パスポート番号
  • フライト番号
  • オーストラリアでの滞在先
  • 滞在目的
  • 食品、植物、動物製品などを持っているか
  • 薬や現金、申告が必要なものを持っているか

ワーホリで入国する場合、滞在目的は観光・休暇・ワーキングホリデーに近い内容になります。

機内で書く時間があるので、ボールペンを手元に持っておくと楽です。

スマホのメモに以下を入れておくと、カード記入で焦りにくいです。

  • 宿泊先の住所
  • 宿泊先の名前
  • フライト番号
  • パスポート番号
  • 緊急連絡先
  • ビザの種類

最初の宿がホテルやホステルなら、その住所を書けるようにしておくと安心です。

まだシェアハウスが決まっていない場合でも、最初に泊まる宿の住所を書けば基本的には問題ありません。

オーストラリアの空港に到着したら

飛行機を降りたら、まずは周りの人の流れと空港内の案内に沿って進みます。

基本的には、以下のような表示を探します。

  • Arrivals
  • Immigration
  • Passport Control

到着後すぐに荷物を受け取るのではなく、先に入国審査へ進むことが多いです。

ここで焦りやすいですが、同じ便の乗客も同じ方向に進むので、流れに乗って歩けば大きく迷うことは少ないと思います。

途中で分からなくなったら、空港スタッフに短く聞けば大丈夫です。

たとえば、以下のように言えます。

“Where is immigration?”

日本語訳:入国審査はどこですか?

“Where should I go?”

日本語訳:どこに行けばいいですか?

英語が完璧でなくても、空港スタッフは旅行者対応に慣れています。

短く聞けば伝わることが多いです。

入国審査はSmartGateか有人カウンター

オーストラリアの主要空港では、対象者はSmartGateを使える場合があります。

SmartGateは、パスポートと顔認証を使って入国手続きを進める自動ゲートです。

日本のパスポートがePassportで、条件を満たしていれば、SmartGateへ案内される可能性があります。

ただし、全員が必ずSmartGateを使うわけではありません。

状況によっては、有人カウンターに案内されることもあります。

どちらに進むかは、空港の案内や係員の指示に従えば大丈夫です。

SmartGateの流れ

SmartGateを使う場合、流れはだいたい以下です。

  1. キオスク端末にパスポートを読み取らせる
  2. 顔写真を撮る
  3. 質問に答える
  4. チケットが出る
  5. SmartGateへ進む
  6. ゲートで顔認証をする
  7. 通過する

画面の指示に沿って進めるので、そこまで難しくはありません。

ただ、初めてだと機械の前で少し緊張すると思います。

うまく読み取れなかったり、ゲートが開かなかったりしても、すぐに入国拒否という話ではありません。

その場合は、係員に案内されて有人確認に回ることがあります。

パスポートの写真と顔の照合がうまくいかない、帽子やマスク、髪型、角度で読み取りにくい、ということもあります。

焦らず係員の指示に従えば問題ありません。

有人カウンターに進む場合

有人カウンターでは、入国審査官にパスポートを渡して確認を受けます。

ワーホリビザは基本的にパスポート情報と紐づいているため、紙のビザを見せる場面は少ないかもしれません。

ただ、念のためビザ発給通知のPDFやスクリーンショットはスマホに保存しておくと安心です。

聞かれる可能性がある内容は、たとえば以下です。

  • 滞在目的
  • 滞在期間
  • 最初に泊まる場所
  • 仕事をする予定があるか
  • 帰国予定や次の予定
  • 所持金や資金について

ワーホリであれば、堂々とワーキングホリデーで来たと伝えれば大丈夫です。

使いやすい英語は以下です。

“I’m here on a working holiday visa.”

日本語訳:ワーキングホリデービザで来ました。

“I’ll stay in Australia for about one year.”

日本語訳:オーストラリアに約1年間滞在する予定です。

“I’ll stay at a hostel in Melbourne first.”

日本語訳:最初はメルボルンのホステルに滞在します。

“I’m planning to travel and work during my stay.”

日本語訳:滞在中は旅行をしながら働く予定です。

長く話そうとしなくて大丈夫です。

聞かれたことに対して、短く正直に答える方が伝わりやすいです。

入国審査で緊張しすぎなくていい理由

初海外だと、入国審査をかなり怖く感じるかもしれません。

ただ、ワーホリビザが発給されていて、パスポート情報に問題がなく、申告内容も正直に書いていれば、必要以上に怖がる場面ではありません。

入国審査官は、主に以下を確認しています。

  • 本人確認
  • パスポートの有効性
  • ビザの状態
  • 滞在目的
  • 申告内容
  • 持ち込み品のリスク

英語が流暢かどうかを試験しているわけではありません。

緊張して聞き取れなかったら、聞き返して大丈夫です。

“Could you say that again?”

日本語訳:もう一度言っていただけますか?

“Sorry, I’m a little nervous. This is my first time abroad.”

日本語訳:すみません、少し緊張しています。初めての海外です。

このくらい言えれば十分です。

入国後は預け荷物を受け取る

入国手続きが終わったら、Baggage Claimに進みます。

ここで預け荷物を受け取ります。

空港内のモニターに、自分の便名と荷物が出てくるレーン番号が表示されています。

たとえば、以下のような表示です。

  • Flight number:便名
  • Baggage carousel:荷物レーン
  • Belt:ベルト番号

自分のスーツケースが出てくるまで待ちます。

似たスーツケースも多いので、タグや目印を確認してから取った方が安心です。

もし荷物が出てこない場合は、近くのBaggage ServiceやLost Baggageのカウンターに行きます。

そのときは、航空券の控えや荷物タグを見せます。

使える英語は以下です。

“My baggage hasn’t arrived.”

日本語訳:私の荷物が届いていません。

“This is my baggage tag.”

日本語訳:これが私の荷物タグです。

税関・検疫では申告が大事

荷物を受け取ったら、次は税関・検疫です。

オーストラリアは、食品、植物、動物製品、土、木製品、薬などの持ち込みにかなり厳しい国です。

特に注意したいのは、以下のようなものです。

  • 食品
  • お菓子
  • インスタント食品
  • 肉製品
  • 乳製品
  • 果物
  • 植物
  • 木製品
  • 土がついた靴
  • アウトドア用品
  • サプリメント

持ち込めるか分からないものは、申告した方が安全です。

申告することと、没収されることは同じではありません。

申告したうえで係員が確認し、持ち込み可能ならそのまま通れることもあります。

逆に、申告すべきものを申告しない方が問題になりやすいです。

迷ったら、基本は「申告する」寄りで考えた方が安心です。

食品や薬を持っている場合

日本から食品や薬を持っていく人も多いと思います。

ただし、オーストラリアでは食品や薬の持ち込み確認が厳しいです。

食品を持っている場合は、Incoming Passenger Cardで該当する項目にチェックし、検疫で見せられるようにしておきます。

薬を持っていく場合は、箱や説明書、処方薬なら処方内容が分かるものを持っておくと安心です。

英語で聞かれたときに説明できるよう、薬の名前や用途をメモしておくのも良いです。

たとえば、花粉症の薬なら以下のように説明できます。

“This is medicine for hay fever.”

日本語訳:これは花粉症の薬です。

“This is for personal use.”

日本語訳:これは個人使用のためのものです。

“This is not for sale.”

日本語訳:販売目的ではありません。

大量に持ち込むと説明が必要になりやすいので、必要量に抑えることも大事です。

検疫で止められたらどうする?

検疫で止められると、かなり焦ると思います。

ただ、止められたからといって、すぐに大きな問題になるわけではありません。

申告したものを確認するために止められることもあります。

係員に荷物を見せ、何を持っているか説明します。

使いやすい英語は以下です。

“I declared this on the card.”

日本語訳:これはカードで申告しました。

“I’m not sure if I can bring this.”

日本語訳:これを持ち込めるか分かりません。

“Could you please check it?”

日本語訳:確認していただけますか?

大事なのは、隠さないことです。

分からなければ、分からないと伝えたうえで確認してもらえば大丈夫です。

到着ロビーに出たら入国完了

税関・検疫を通過すると、到着ロビーに出ます。

ここまで来れば、空港での大きな入国手続きはほぼ完了です。

到着ロビーでは、以下を確認します。

  • スマホの通信
  • 空港Wi-Fi
  • 現地SIMまたはeSIM
  • 宿までの移動方法
  • 交通カード
  • 両替やATM
  • 迎えの人との待ち合わせ場所

初海外で疲れている場合は、到着直後にいろいろやろうとしすぎない方がいいです。

まずはスマホが使える状態にして、宿まで安全に移動することを優先すると落ち着きやすいです。

到着後すぐにやること

空港を出る前に、最低限確認したいのは以下です。

  • スマホが使えるか
  • Googleマップが使えるか
  • 宿の住所を開けるか
  • 交通手段を確認できるか
  • パスポートと財布があるか
  • スーツケースが破損していないか
  • 交通カードや空港からの移動方法が分かるか

到着直後は、寝不足や緊張で判断力が落ちやすいです。

そのため、空港で焦って動くより、到着ロビーのベンチやカフェで一度落ち着いてから移動するのもありです。

初海外で緊張する人が準備しておくと安心なもの

出発前に準備しておくと、到着後の不安がかなり減ります。

特に以下は、スマホに保存しておくと安心です。

  • パスポート写真ページのコピー
  • ビザ発給通知
  • 航空券情報
  • 最初の宿の予約画面
  • 宿の住所
  • 海外保険の証書
  • 緊急連絡先
  • クレジットカード会社の連絡先
  • 現地で使うSIMやeSIMの情報
  • 空港から宿までの行き方

スマホが使えない可能性も考えて、一部は紙で持っておくとさらに安心です。

特に、宿の住所、ビザ情報、保険情報は紙でも持っておくと心強いです。

入国時によくある不安

英語が聞き取れなかったらどうする?

聞き返して大丈夫です。

“Could you say that again?”

日本語訳:もう一度言っていただけますか?

“Could you speak slowly?”

日本語訳:ゆっくり話していただけますか?

この2つを覚えておくだけでもかなり安心です。

入国審査で何も聞かれないこともある?

あります。

SmartGateで通過できる場合、ほとんど会話がないこともあります。

有人カウンターでも、簡単な確認だけで終わる場合があります。

食べ物を持っていたら必ず没収される?

必ず没収されるわけではありません。

申告したうえで、持ち込みできるものならそのまま通れることもあります。

ただし、持ち込みできないものは没収される可能性があります。

迷うものは申告する方が安全です。

ワーホリビザの紙は必要?

ワーホリビザは基本的にパスポート情報と紐づいています。

ただ、ビザ発給通知のPDFやスクリーンショットはスマホに保存しておくと安心です。

印刷して持っておくのもありです。

入国審査でワーホリ目的を聞かれたら?

短く答えれば大丈夫です。

“I’m here on a working holiday visa.”

日本語訳:ワーキングホリデービザで来ました。

“I’m planning to travel and work in Australia.”

日本語訳:オーストラリアで旅行をしながら働く予定です。

空港到着後の流れをもう一度整理

最後に、オーストラリア到着後の流れをもう一度まとめます。

  1. 飛行機を降りる
  2. ArrivalsやImmigrationの表示に沿って進む
  3. SmartGateまたは有人カウンターで入国手続き
  4. 預け荷物を受け取る
  5. 税関・検疫へ進む
  6. 食品、薬、申告品があれば正直に申告する
  7. 到着ロビーに出る
  8. スマホ、移動手段、宿までの行き方を確認する

初海外だと、空港到着後の一つひとつがかなり緊張すると思います。

ただ、流れを先に知っておけば、現地での不安はかなり減ります。

オーストラリア入国で特に意識したいのは、入国審査よりも、むしろ持ち込み品の申告です。

食品、薬、植物、動物製品、土がついた靴やアウトドア用品など、少しでも迷うものは申告する方が安心です。

英語が完璧でなくても、聞かれたことに短く答え、分からないものは確認してもらえば大丈夫です。

到着直後は疲れています。

まずは焦らず、空港の案内に沿って、入国手続き、荷物受け取り、税関・検疫、宿への移動まで一つずつ進めていきましょう。

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