ワーホリに必要な英語力の目安を職種別で検証!TOEIC・IELTS・CEFRでざっくり解説
オーストラリアワーホリに行く前に気になるのが、現地でどのくらい英語力が必要なのかということです。
「TOEIC何点くらいあればいいのか」
「IELTSでいうとどのくらいなのか」
「CEFRのA2、B1、B2ってワーホリだとどのレベルなのか」
こう感じる人も多いと思います。
結論から言うと、ワーホリに必要な英語力は、やりたい仕事によってかなり変わります。
英語力が高いほど選べる仕事は広がりやすいですが、すべての仕事で高い英語力が必要というわけではありません。
この記事では、オーストラリアワーホリで必要になりそうな英語力の目安を、TOEIC、IELTS、CEFR、職種別でざっくり整理します。
結論:生活だけならA2〜B1、接客ならB1〜B2くらいが目安になりそう
オーストラリアワーホリでは、最低限の生活だけならCEFRでA2〜B1くらいがひとつの目安になりそうです。
ただし、カフェやレストランなどで接客をしたい場合は、B1〜B2くらいあると動きやすいようです。
ざっくり見ると、こんなイメージです。
| 目的 | CEFR目安 | TOEIC L&R目安 | IELTS目安 |
|---|---|---|---|
| 最低限の生活 | A2前後 | 225〜545前後 | 3.5〜4.0前後 |
| 家探し・仕事探し | A2〜B1 | 550〜780前後 | 4.5〜5.0前後 |
| 簡単な現地仕事 | B1前後 | 550〜780前後 | 4.5〜5.5前後 |
| 接客の仕事 | B1〜B2 | 785〜940前後 | 5.5〜6.5前後 |
| ホテル・オフィス系 | B2以上 | 785〜940以上 | 6.0〜7.0前後 |
これはあくまで目安です。
TOEICはリスニングとリーディング中心、IELTSは4技能、CEFRは「何ができるか」を見る枠組みなので、完全に同じものとして比べることはできません。
CEFRで見るとどのくらい?
CEFRは、英語力をA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階で見る考え方です。
ワーホリでよく関係しそうなのは、A2〜B2あたりです。
| CEFR | ワーホリでのイメージ |
|---|---|
| A1 | あいさつや超基本表現が分かる |
| A2 | 買い物、注文、簡単な質問なら対応しやすい |
| B1 | 旅行・生活・仕事探しである程度やり取りできる |
| B2 | 接客や職場での説明にも対応しやすい |
| C1以上 | 専門的な仕事や深い会話にも対応しやすい |
ワーホリの現地生活では、A2でも始められる場面はあります。
ただ、家探し、仕事探し、職場での指示、電話対応、クレーム対応などが入ってくると、B1以上があるとかなり安心しやすいです。
職種別の英語力目安
ここからは、オーストラリアワーホリで候補になりやすい職種別に見ていきます。
| 職種 | CEFR目安 | TOEIC L&R目安 | IELTS目安 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| ファーム | A2〜B1 | 400〜650前後 | 4.0〜5.0前後 | 指示を聞く力が大事 |
| 清掃 | A2〜B1 | 400〜650前後 | 4.0〜5.0前後 | 作業指示と報告が中心 |
| キッチンハンド | A2〜B1 | 500〜700前後 | 4.5〜5.0前後 | 忙しい環境での聞き取りが必要 |
| カフェ | B1〜B2 | 650〜850前後 | 5.0〜6.0前後 | 注文・接客・聞き返しが必要 |
| レストラン | B1〜B2 | 650〜850前後 | 5.0〜6.0前後 | 料理説明や会計対応も出やすい |
| ホテル | B2前後 | 785〜900前後 | 5.5〜6.5前後 | 予約・案内・トラブル対応がある |
| オフィス系 | B2以上 | 850〜950前後 | 6.0〜7.0前後 | メール・会議・調整が必要になりやすい |
この表も、かなりざっくりした目安です。
同じカフェでも、ローカル客が多い店でレジに立つのか、裏方中心なのかで必要な英語力は変わります。
同じホテルでも、清掃スタッフなのか、フロントなのかで求められる英語力はかなり違います。
英語力が低めでも狙いやすい仕事
英語にまだ自信がない人でも、比較的入り口になりやすい仕事はあります。
たとえば、
- ファーム
- 清掃
- キッチンハンド
- 皿洗い
- 日本食レストラン
- 日本人経営のお店
このあたりは、接客の英語量が少なめだったり、日本語が使える環境があったりする場合があります。
ただし、英語をまったく使わないわけではありません。
最低限、
- 指示を聞く
- 分からないことを聞き返す
- 勤務時間を確認する
- 体調不良を伝える
- できないことを伝える
くらいの英語は必要になります。
接客をしたいならB1〜B2を目指したい
カフェ、レストラン、ホテルなどで接客をしたいなら、B1〜B2くらいを目指したいところです。
接客では、単語を知っているだけではなく、相手の英語をその場で聞き取って返す力が必要です。
たとえば、カフェなら、
- For here or takeaway?
- What size would you like?
- What milk would you like?
- Anything else?
- Cash or card?
- Would you like a receipt?
こういう表現が毎日のように出てきます。
レストランなら、注文、アレルギー、料理説明、会計、予約確認などもあります。
そのため、TOEICの点数が高くても、話す・聞き返す練習をしていないと最初は苦戦する可能性があります。
TOEICだけで判断しすぎない方がいい
TOEICの点数は、英語の基礎力を見るうえで参考になります。
ただ、ワーホリの現場ではTOEICだけで判断しすぎない方がいいです。
TOEIC L&Rは、基本的にリスニングとリーディング中心です。
一方で、現地生活では、
- 聞き返す
- 短く答える
- 電話する
- 店員に質問する
- 面接で話す
- 職場で確認する
ような力が必要になります。
つまり、TOEICが高くても話せない人はいます。
逆に、TOEICの点数が高くなくても、よく使うフレーズを覚えていて、実際に話すことに慣れている人は現地で動きやすいです。
出発前に目指すならどのレベル?
出発前の目標としては、まずB1前後を目指すと現実的です。
B1くらいあると、日常生活、買い物、家探し、仕事探しで最低限のやり取りがしやすくなります。
接客系を狙うなら、B1からB2に近づけていくイメージが良さそうです。
| 目標 | 目安 |
|---|---|
| まず生活できるようにしたい | A2〜B1 |
| 家探し・仕事探しを自力で進めたい | B1前後 |
| カフェ・レストランで働きたい | B1〜B2 |
| ホテルやオフィス系も狙いたい | B2以上 |
最初から完璧な英語力を目指す必要はありません。
ただ、出発前にB1前後まで上げておくと、現地での不安はかなり減ると思います。
まとめ:職種で必要な英語力は変わる
オーストラリアワーホリに必要な英語力は、職種によってかなり変わります。
ざっくり言うと、
- ファーム・清掃・キッチンハンド:A2〜B1くらい
- カフェ・レストラン:B1〜B2くらい
- ホテル・オフィス系:B2以上
が目安になりそうです。
TOEICで見るなら、生活や簡単な仕事なら500〜700点台、接客を狙うなら700〜800点台以上がひとつの目安になりそうです。
IELTSで見るなら、生活や簡単な仕事なら4.5〜5.0前後、接客なら5.5〜6.0前後、ホテルやオフィス系なら6.0以上を目安に考えると分かりやすいです。
ただし、英語力は点数だけでは決まりません。
ワーホリでは、単語力、リスニング、スピーキング、聞き返す力、そして現地で動く勇気も大事です。
出発前は、TOEICやIELTSの点数だけを追うよりも、自分がやりたい仕事で実際に使う英語を優先して準備しておくのが現実的です。


コメント